ENO'S COLUMN
2000

訃報 (25th,dec,2000)
ミニクーパーの生みの親であるジョンクーパー氏が2000/12/24亡くなられました。写真は今から8年前、まだお元気だった頃イギリスの友人の紹介であっていただいたときの写真です。あまりこう言った写真は自分でも自慢めいててきらいなのですが。当時はもう仕事から離れていた立場にいて、午前中にオフィスに顔を出してスタッフと談笑して午後には帰るような毎日をすごされてると聞いていました。そのあとも何回かおあいする機会を持てた事はこの業界で仕事をしている人間としてわたしにとっていまでも誇りの一つです。この写真を撮っていただいたときも何の嫌な顔ひとつせず気軽に応じていただき、そのあともガレージを親切に案内して頂いてどこにでもいるごく普通の優しいおじいちゃんみたいだった事をいまでも思い出します。一つの世紀が終わるいま、ミニと一緒にまたひとりの素敵な方がこの世を去ってしまいました。残念です、心より御冥福をお祈り申し上げます。
ミニハウス号発進!!その2 (9th、nov,2000)
いやあー、なんとかレースも無事完走できミニハウス号も何のトラブルもなく3時間のレースをおえることができました。順位とかタイムとかではなく、レースとは無縁な私がミニ仲間の協力でまして自分達だけで手掛けた車でやり遂げた充実感はなんともいえないものです。前日まで毎晩、夜遅くまでミニ仲間が車の準備を手伝ってくれた事、感謝してますよ!レースよりその準備の時の方が楽しかったりして。来年は全戦の出場する予定ですので来年こそ成績を残せるように今から練習しようっと!
ミニハウス号発進!!(2nd,Nov,2000)
このコラムでもお話したレース活動で調子にノッタ私達は今度は自分達でレースカーを作ってしまいました!詳しくは次回お話しますがなかなかの力作で細部にこだわったつくりでノーマルクラスでこんなに凝ってていいの?というくらいの出来です。11/5(日)に筑波サーキットで行われるミニタッグス最終戦にいよいよデビューします!ゼッケン60番のミニに注目してくださいネ!もちろん私もドライバーとして走りますので。オヤジパワーはかなり危ない!!
読書の秋(1st,Nov,2000)
なぜか、最近読書に凝っていていろいろな本を読みあさっています。なかなか今までゆっくりと本など読む時間がなかったのですが、少し大人になったのか字が恋しくなったのか?車の仕事に携わっていると普段はその関連の本ばかり読みますが(というよりむしろ見ている?)他のジャンルの本はめったに読むことがありません。たまには活字とにらめっこ?するとまた違う世界がひらけるかもしれませんヨ。字を読むことで想像力がふくらんだり学ぶこともけっこうあったりして。でもあんまり難しいのはやめて、エッセイ的なものがよんでてもつかれない。そこでオススメの本を一冊。”話を聞かない男、地図が読めない女”Alan&Barbara
Pease薯(世界的にたぶんベストセラーになった本です。)大人の方にぜひ読んで頂きたい本です。なぜこの本かというと著者がイギリス人だから!?
筑波3時間耐久レース見事!?完走!!(12th,AUG,2000)
8月16日(土)筑波サーキットで行われたTAGS3時間耐久レースに出てしまいました!(出てしまったという表現がぴったりだと思う)1000のノーマルクラスで出場したのですが、(ゼッケン39番のミニ)他の参加の皆様には多分走るパイロンぐらい遅くて邪魔だったと思われますが本人はとても御満悦で、気分はシューマッハかハッキネンでした。無事完走し(1人で走ったわけではありませんが、)私もドライバーとしての大役?!をつとめきりました。当日は猛暑で筑波は暑い!そんななかスタッフの皆さんも汗だくでがんばってくれてありがとう!今度打ち上げでもやりますか!(来年は、うちのお店でレースに全戦参加したりなんかして!あーレーシング魂の血が騒ぐ!!)
レースデビュー!?
最近少しなまけていたこのコラムですが、まああまり話題がなかったこともあって。でも御安心を!いよいよ夏到来のこの季節やりました!なんと筑波3時間耐久レースに初参加!それも私が自らドライバーとしてレースに出場するというのでそりゃあ街はもう大騒ぎ!?いったいどんな車に乗るかというともちろんミニ!カテゴリーは1000ccノーマルクラス。耐久レースなので完走を目指してがんばりますといっておきましょう。でも一旦ハンドルをにぎると性格が変わってしまう私がコワイ!!でもレースとワタシのイメージがあまりにも無縁らしく、周りの仲間にはみんながみんなその話を聞くなり、笑われてしまうのはナゼなんだろう?一応昔はバイクでレースをやっていたのですが、、、。アンティーク好きのミニ屋のオヤジのイメージが強いのかなあ?それときちんとしたJAF公認のレースなので、レーシングスーツ、グローブ、シューズ、ヘルメットなど揃えなくてはいけなく急きょ、御買い物大作戦開始。気分はF1レーサー!ってことでなんかもりあがってきたなあ~。詳しいことは、また次回おたのしみに。
今イギリスは熱い!?
イギリスの旅を終え無事帰って参りました。大体いつもの5月の季節はたとえ天気が良くてもすごーくさむくて、セーターかまたはジャケットを着ないと厳しいのですが地球温暖化のせいなのか、今回の旅では、天気も恵まれていたせいもあったのかスゴーく暑くて毎日20度以上!ロンドンでもいまだにクーラーがないホテルがあって、(扇風機がクロゼットにはいってた!)お店なども当然なく暑くてびっくり。今回スコットランド近くまで北にも行きましたがその場所でさえ暖かい!地球は確実に温暖化がすすんでいるようです。あと気がついたんだけど、イギリスは日射しがイタイ!この表現がそのもので、かなりヤバい。日本の日射しと明らかに違います。ここ数年イギリスには年2回来ますが日本に比べてヨーロッパはかなり深刻にオゾン層が破壊されているのが良く分かります。なんか地球環境保護団体みたいに話がなっちゃうけど、海外にでると今までと違ういろんな事が見えてくるとゆうお話でした?日焼けには気をつけましょう!(ほんとに仕事でイッタンダヨネ!?)
新たなミニ誌が発売!
今、日本でのミニ専門誌はとても少ないのですが4/25にミニマガジンとゆう専門誌が創刊されました。宣伝みたいになりますが、この雑誌はわたしのおみせとからみのある編集社がやってまして、今回創刊にあたって色々と協力させていただきました。今回の目玉はうちの店の提供する車を読者になんとプレゼントしちゃうらしい!(なんと太っ腹!!)詳しくはミニマガジン創刊号を見て下さい。またまたでたがりのわたしは、こりずに表紙に出てしまいました。(ちょこっとなので、スイマセン)なかにも”ミニを支える男達”NO7にでて能書きいっとります。(たびたびスイマセン!)まあ良かったら買って下さいネ。
今年の9月でいよいよミニ製造中止!
いよいよとゆうか、やっととゆうかミニの生産中止がローバーから発表がありました。私がこの業界に入って十数年になりますが当時からミニが終わるとゆう話はずっとありましたが、まあよくここまでがんばって来たもんだなとびっくりします。現在の厳しい規制にもクリアーしてやってきた姿は、逆にいたいげでもありましたね。本当にお疲れ様と言ってあげたい気持ちで一杯です。コンパクトカーのさきがけの車が世紀末の今年に幕をおろすのは、とても感傷的なきぶんになります。今の車が余りにも無機質であるから余計に寂しい気がしてなりません。でもその役割は十分果たしたし、約半世紀にわたって作られた車なんてないんだから。ごくろうさま!愛するミニ。
京商とゆう会社のコマーシャルポスター
昨年の秋頃に京商とゆう会社から突然のコマーシャルポスターの為にうちのおみせを使用したいとの依頼が有りました。この会社はもともとラジコンのメーカーで、なぜうちのお店を使ってポスター撮りを依頼したかとゆうと、最近ダイキャストのミニカーを製作しはじめていて、その新作のポスターを作るために店内で撮影したいとのことでした。そのミニカーはとうぜんミニなんですが、そのモデルがバンタイプのもので60年代実際につかわれていたAAバン(AAとは日本でゆうJAFのようなもの)とポリスバンの2台。ちょうど発売がクリスマス近くだったのでなんかキラキラしてた感じでとってました。99/12月発売のカーマガジンの広告に載ってます。
世の中ミレニアム!
最近やけに”ミレニアム”って言葉を聞くんだけど、これって世紀末的意味として使われているけど、正確な意味って意外と知らずに使われてると思うんだけど、本当のところは”千年の期間”のことを意味していて、これはキリストさんが生誕してからの”至福の千年”とユウとこからきてるらしい。だから我々日本人はクリスマスと同じに便乗してるだけな気がするんだけど。語源とゆうものは、なかなか深いよね。(ついでにカリスマの意味は、信仰者などに対する”神の恵み”ってことになる。とゆうことは、カリスマ店員ってかなりすごい人!?)たまには、辞書でもひらいてみるのもおもしろいですよ!
1999クーパーサンデーランチ
今年で2回目を迎えた1999クーパーサンデーランチは、静岡県御殿場市にあるアートミュージアムカーガーデンで10月24日に開催されました。われわれミニハウスディベロップメンツほか3店合同主催による、ビンテージミニのオーナーズミーティングでした。参加資格としては1959年から1972年までのビンテージミニのオーナーであることが原則。そのオーナー達が秋の1日をサンデーランチで楽しもうと言った主旨で昨年から始まったイベントです。(サンデーランチとは、イギリスでおこなわれている日曜の昼下がり、家族、親類、友人等が集いローストビーフヤヨークシャプディングを主体とした昼食をのんびり楽しむ習慣のことです。)幸運なことにこのイベントが開催される場所は、かの有名なマツダコレクションのフェラーリが数多く展示してあるモーターミュージアムの敷地内で、オーナーの松田芳穂氏の御好意により特別におこなわれているイベントなのです。当日は、天気にも恵まれ絶好のサンデーランチ日和。たくさんの貴重なビンテージミニが約50台がエントリー、イギリスでもこれだけのオールドミニが集まるイベントはあまりないとおもいます。と言っても決して堅苦しいイベントではなくのんびりと秋の一時をおいしいランチを食べながらの1日でした。この模様は、ミニフリーク、カーマガジンの次号に掲載される予定なので、良かったら見て下さい。
MINIWORLDって雑誌知ってます?
先日うちのお客さまが初老の2人のイギリス人をつれてお店にやってきました。現在、仕事は引退して優雅に世界を旅行して回っているとのことで、イギリスではロンドンに住われていてアパートメントをいくつかもっているお金持ち?!。ミニがだいすきでいろいろな国にいっては、ミニのイベントやお店をまわっているとのこと。それには少しわけがあって実はイギリスのミニの専門誌”MINIWORLD"にじぶんのコラムをもっているかたで、いろいろな国にいっては趣味と実益をかねた取材をしているらしい。うちの店をとても気に入ってくれてちょっと寄ったはずが、いつのまにか取材に。近いうちになんと掲載していただけるらしい!ミニハウスもいよいよグローバルな展開を!!なぞと期待しているのは、自分だけかも。
(英国ミニワールド誌2000/1月号になんとカラーで掲載されました。よかったら見て下さいね。わたしの顔もちらっと写っていますよ!)
CLUB305
8月28日(土)静岡県御殿場に有る富士スピードウエイでミニのオーナーミーティングがありました。このイベントはミニのオーナーたちが1年に1度集い親睦を深めると言った主旨のものです。今年でなんと21年目になる伝統あるミニオーナーズミーティング。歴史の有るイベントですが途中いろいろな紆余曲折もあり今ではあまり話題にならないイベントになってしまいましたが、ここから育っていったミニのスペシャルショップもたくさんあると思います。何をかくそう私も今から10年前に仕事(私のサラリーマン時代!)としてこのイベントに参加したのがはじめてでした。私にとってはミニの業界で食べていこうと思ったひとつのきっかけになったミーティングだったわけです。それから毎年必ずこのイベントに参加してきました。今は全国各地で行われていますが、その先駆けとなったミニのイベントです。現在のCLUB305は、営利目的が全面に出がちなイベント(それが良い悪いではなく)が多いのにくらべて素朴なものを残し続けている本来のオーナーズミーティングという形態を考えさせられます。そんななか今回のショップ出店は、なにか感慨ぶかい気持ちでいっぱいでした。と言うことで、当日早起きがめっぽう苦手な私は、半ば仮死状態!?で、老体!?にむち打って,朝5時に富士スピードウエイにスタッフと向かいました。今回我々スタッフのルールとして、マイカップ、マイディッシュ、フォーク&ナイフを持参するとイングリッシュブレックファースト(トースト&ジャム、ベーコン、フライドエッグ、紅茶orコーヒー<本来はビーンズ、マッシュルーム、焼いたトマト?>)にありつけるというものでこの企画はなかなか自分では気に入ってて、また来年もやろうと一人で納得していました。まあ、あいかわらずうちのお店は商売はそっちのけでスタッフの社交場?となったわけです。
イギリス出張
9月8日から9月20日まで仕事でイギリスにいってきました。毎年春と秋2回定期的にゆくのですが、今回は比較的日程に余裕があったのでユーロスターに乗ってドーバートンネルを通りフランスにも足を伸ばしました。ロンドンに着いた頃はまだ残暑とゆう感じでしたが数日の内に夜は8度ぐらいまで下がってあっとゆうまに秋めいて肌寒くなりました。あわてて長袖のシャツを買いに店に走ったくらいです。いつもイギリスでは移動手段としてレンタカーを借りますが、ひとり田舎の町をのんびりドライブするのもなかなかのどかな気分でよいものです。イギリスに行ったら是非食べてもらいたいものは、なんといっても本場のスコーン。これは本場じゃないとぜったいダメ。それもちょっと田舎の方のカフェ。実はこのスコーン、食べ方のちょっとした作法がある。それはメールをくれた方に特別にお教えします!。今回も2週間で約2000キロの移動をして、デジカメにいっぱい風景を撮ってきたのでUKTRIPに遊びに是非行ってみて下さい。(I APPRICIATE
YOUR KINDNESS.MR
LAURENCE.)
ヌードルバー
ここ最近でロンドンはなぜか日本食の店が目につくようになってきてて、今流行りとゆうとその名も”ヌードルバー!”メニューの構成はラーメンを中心にうどん(そばはなかったような気がする。)餃子やてんぷら、焼き鳥(ねぎまもあった!)それに緑茶?ってな具合、でも日本人がイメージするラーメン屋さんとはぜんぜんちがう店構えで日本の小洒落たショットバー風。だからインテリアもがんばったぞ!っていう感じ(ちょっとコンランちっく?)のお店。そしてスタッフは全員若モノのイギリス人。日本人の店員はどこ??状態!だから基本的には英語ができなくてはオーダーも解らん?状態。そんでもって店には箸しかおいてなくて我々日本人から見るとなんか不思議。(でも意外とみんな箸使いがうまい!!)たまたまソーホーのとある有名なヌードルバーに行ったんだけどそこは大盛況で並んで待ってる人がいっぱい!それも日本人のお客ではなくてほとんどがイギリス人。(まあイギリスだから当然なんだけどね。)それにしても日本人が少ないわけ。そんでもって回りを見渡して見ると1番人気は焼うどん、その次がラーメンって感じ。あとおかしかったのは、なぜか緑茶をオーダーして飲んでいてそれがロンドンっ子のトレンド!?なのか。ちなみに私はシーフードラーメンとベジタブルギョウザ(これはスゴイ!?)をたべました。味はというとご想像におまかせします。(but
not so bad!)
ロンドンに行ったら是非いってみたら。
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